人生100年たのしく健康づくり(下)
ISBN:9784863872059、本体価格:3,000円
日本図書コード分類:C1047(教養/単行本/自然科学/医学薬学)
385頁、寸法:148.5×210×21mm、重量557g
発刊:2025/04
【あとがき】
17年半分のMy Health 1~210までを通読、内容に大きな変更はないものの、言葉使いの統一、数字表記の変更や勢い余って犯した小さな間違いの修正などの編集をやっとの思いで終えて、当然ながら最近の数年間は、月々の原稿の執筆との追いかけっこでもあり、まさに終わりのない戦いのようでもあった、そんな休日の今日、「あとがき」を思いながらも、ちょっとした虚脱状態に陥っています。
月々のちょっとした日常の中で、ふと思いついたことなどから書き始めて、その時期に目に付いた論文や新聞の記事などを紹介しながら、しかもそのような最新情報は必ずしも普遍的とは限らないことは承知の上で記載して、状況によっては数年前とは相反する内容であったりもすることも飲み込みながら、医学の進歩というものが、いかに日進月歩であるかといったことも匂わせながら書き続けています。
その結果、大きな分量に積み重なってしまい、結局上下の2部構成として完成させることにして、ほぼ真ん中で分けることにしました。大雑把にいえば、上巻は書き始めた頃からの循環器疾患を正面からとらえた、いわば真面目な、少々硬めの切り口に成って書き綴っており、その意味で日常的との思いとは少しだけ異なった非日常の匂いもいくらか漂うかもしれません。
かと言っても、本書を読んでいただいた方々との共通の合言葉、「健康」を念頭に置いて今なお書き続けています。
【目次】
まえがき/収支合わせのキーポイント/リラックス散歩のススメ/健康への暮らし方/素人経済学/健康と医療/畑からの恵みもの/景気回復へ、この一手/コモンセンス/気象情報に注意/満一〇年/健康三原則/地質学と体質学/暑中お見舞い/親心・爺心・婆心/丈夫で長持ち/運動は良薬に勝る/任期満了/新「食事の作法」/敬天愛人/完遂/人生の楽しみ/「花」の楽しみ/継続という力/正しい晩酌/赤の効用/自然災害への危機管理/天の恵み/「歩く」ことの効用/エンゲル係数/筋肉製造工場の維持管理/イモ、いろいろ/身近の健康/健康長寿/新しい朝が来る/若さの秘訣/或中年男の四週間/続或中年男の早朝/或中年男の妻から目線/或中年男の決意/プライベートクラウドの円滑利用/落花生/食塩を制する者は血圧を制する/花粉・細菌・ウイルスとの戦い/頭寒足熱/タマゴ論争/野菜考 in Golden Week/シソの効用/コロナ後に向けて/食物繊維のお話/CommonとUsual/遺伝子を楽しむ/健康への多面的考察/一般向け身体活動vsプロスポーツ/新しい生活様式へのいざない/昭和わたしの証言(5)より/歴史の重み/健康は復活する/コロナ戦線異状なし/畑の色/健康的調理の壁/Olympic in my mind/ワクチンのススメ/先手必勝/カボチャの変異/「エラー・カタストロフ」か?/病は気からか?/良薬は口に苦し/おじんギャグ/戦争と平和、そして健康/穀雨/いにしえ/「青」づくし/続「いにしえ」/追悼/常識と真実/ながれ流/シンクロナイズ/食・動・哲/脳の働き方/「ちょっとした」が面白い/春来たるらし/「何故」と思う「好奇心」/コロナの休日/人生の一休み/山海の幸/時の流れ/サプライズ/働き方のための人体大改革/語呂合わせ/「きょう食べた料理」は減塩分食か?/理系爺/枕と杖/体の成り立ち/光源氏のモデル/老化はじわりとやってくる/今年が一番暑い/健康と温暖化/矢は放たれた/芸術の秋/運動のポイント/あとがき
【著者紹介】
〔著者〕
水重 克文