幼児期の運動遊びと子どもの育ち
ISBN:9784863870987、本体価格:1,300円
日本図書コード分類:C3075(専門/単行本/芸術生活/体育スポーツ)
146頁、寸法:148×210×7mm、重量236g
発刊:2019/01

幼児期の運動遊びと子どもの育ち

【内容紹介】
 幼児期の子どもたちは、日々の生活の中で“遊び”を通して、様々な体験をします。その体験を通して運動能力面だけでなく、自我や社会性など人格の基礎を育んでいきます。まさに、子どもは、“遊び”によって育っていくのです。そして、戸外での運動遊びでは、思い切りからだを動かし、遊びながら運動することが、心とからだの健全な発育・発達を促します。
 しかしながら、近年、日本社会は省力化や利便性を追求するなど、人工知能(AI)の社会が進み、子どもの遊びは、室内でのゲームやスマホに依存したものに変化しています。子どもを取り巻く環境は、生活が便利になる一方で日常的にからだを動かすことが減少し、体力低下が大きな社会問題にもなってきているのです。見方を変えれば、子どもの心やからだにとって大切な運動刺激が減少しているとも言えるでしょう。特に幼児期の子どもの心身の健やかな成長と豊かな人格形成には、「動いて感じる実体験」、換言すれば十分なる「運動遊び体験」が必要不可欠だと思います。
 本書では、“幼児期の運動遊びが子どもを育てる”をコンセプトに幼児教育、幼児体力を専門とする研究者や運動指導者の立場から幼児期の運動遊びと子どもの育ちに焦点をあてて、現場で参考になる理論と実践をまとめてみました。幼児教育の関係者はもちろんのこと、幼児を育てるご家族の皆さんにもぜひ読んで頂ければ幸いです。

【目次】
はじめに 幼児期の運動遊びが子どもを育てる
第Ⅰ部 幼児期の運動発達を探る
 第1章 幼児期の心とからだのおかしさ
 第2章 幼児期の心とからだの発達
 第3章 幼児期の体力、運動能力
 第4章 幼児期の運動発達特性
第Ⅱ部 幼児期の運動遊びを探る
 第1章 幼児期の運動遊びの意義
 第2章 幼児期の運動遊びと環境
第Ⅲ部 幼児期の園や家庭における運動遊びを探る
 第1章 園でできる運動遊び
 第2章 家庭でできる親子運動遊び
 第3章 アクティブチャイルドプログラム
第Ⅳ部 幼児期の運動遊びにおけるケガと予防を探る
 第1章 幼児期の運動遊びによるケガ
 第2章 幼児期の運動遊びによるケガの予防
第Ⅴ部 幼児期の生活習慣病とメンタルヘルスを探る
 第1章 幼児期の生活習慣病
 第2章 幼児期のメンタルヘルス
第Ⅵ部 幼児期の栄養と休養を探る
 第1章 幼児期の栄養・食事
 第2章 幼児期の休養・睡眠
おわりに 幼児期の運動遊びが子どもの未来を創る

【著者紹介】
〔編著者〕
山神 眞一
片岡 元子
〔著者〕
山西 達也
安部 武矩
澤 宜英
阿部 純也
神田 かなえ
宮本 賢作